II · 時評
言葉
議論に使われている言葉そのものを検分する回。ある語を使った瞬間に見えなくなるものがあり、それが議論の停止地点を決めています。
6本
- マッチングアプリでLINE交換を断る方法|理由を増やさず境界線を置く マッチングアプリでLINE交換を断るとき、相手を評価する長い理由は要りません。アプリ内連絡を続ける伝え方、断った後の対応、安全を優先する分け方を整理します。
- マッチングアプリの返信が思いつかないとき、会話を成功させようとしない マッチングアプリの返信が思いつかないとき、気の利いた文章より、返す必要のある情報と自分の温度を分けて考える。返信の負担を小さくする方法。
- マッチングアプリの返信は何時まで?相手のルールではなく自分の時間で決める マッチングアプリの返信を何時までにするか迷ったら、相手を待たせない演出より、自分の生活と通知の境界線を基準に決めます。
- 「弱者男性」という言葉が説明しないこと — 分布を属性にすり替える代償 この語は実在する分布を指しています。ただし指し方が属性なので、原因の分析がそこで止まります。何を説明でき、何を隠すのか、そして代わりに何と言えばいいのかを検分します。
- 「彼女いない歴=年齢」は経歴ではない — 不在に年数を数えるという発明 存在しなかったものに年数を数えるのは、この表現だけです。20歳以上の未婚男性の約40%に交際経験がありません。多数派に近い状態を、個人の積み重ねた失敗として記述している。
- 「それマウンティングだよね」が会話を終わらせる理由 — 反証できない指摘について 言われた側は否定できません。「そんなつもりはない」は、やっている人がまさに言うことだからです。この語は意図を証拠なしに帰属させる形をしていて、だから議論ではなく打ち切りになります。